saitama_C1_b2戸長屋が6棟。長年の居住者が多く、住んでいる入居者もさまざまでした。老人から生活保護者、介護者から失業者など、さらには認知症の家族を抱えた入居者まで。

大家さんは土地の名士で、古い家を建て替える場合によくある話ですが、『自分が生きているうちは建て替えない。自分が死んでから建て替えてくれ。』というかたでした。たまらなくなった息子さんからの相談で、まずはオーナーである父親の説得から始まりました。

立ち退き交渉はさまざまな入居者の事情を個別に解決していき、約半年ほどで終了。

完成後は建売メーカーの素晴らしい技術と、30年保証のシステムを取り入れ、資産価値も劇的に向上。ファミリータイプと単身者用のアパートととしてよみがえり、優良資産となりました。

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